2025
デュアルSIM対応スマホの待ち受け方式とは?
デュアルSIM対応のスマホは1台で2種類の回線を使い分けることができるため非常に便利です。コスパの優れたエントリーモデルから、豊富な機能が搭載されたハイエンドモデルまで、さまざまな対応のデュアルSIM対応スマホが販売されています。ここではおすすめのデュアルSIM対応スマホや選ぶ際にチェックしておきたいいポイントをまとめてみましょう。
【デュアルSIM対応のスマホとは?】
デュアルSIM対応のスマホは2枚のSIMカードをセットできるスマホです。SIMカードスロットが2枚分用意されているモデルや1枚分のSIMカードスロットに加えてeSIMに対応しているモデルなどが一般的です。デュアルSIM対応のスマホであってもSIMを切り替えなければ両方の電話番号を同時に着信できない場合もあるので注意が必要です。
【デュアルSIM対応スマホのメリットとは?】
デュアルSIM対応スマホは、2種類の回線を1台のスマホで使い分けられるという点がメリットです。通話がお得な回線と、データ通信がお得な回線を組み合わせることで毎月の通信費を節約できます。また仕事とプライベートで電話番号を使い分ける人にも便利でしょう。海外旅行や海外出張に頻繁に行く人であれば、海外用のSIMカードを入れておくなどの使い道もできます。
【デュアルSIM対応スマホの待ち受け方式とは?】
デュアルSIM対応スマホにはいくつかの待ち受け方式があります。それぞれの待ち受け方式についてまとめてみましょう。
<DSDS>
DSDSは「デュアルSIMデュアルスタンバイ」のことで、2つのSIMカードによる同時の待ち受けに対応しています。電話番号を切り替えずに着信に応答できるため、設定に手間がかかりません。一方の回線で通話や通信をしている場合は、もう一方の回線では4Gや5Gを利用できず、3Gしか利用できません。仕事とプライベートで回線を分ける人や、サブ回線を使いたい方におすすめです。
<DSSS>
DSSSは「デュアルSIMシングルスタンバイ」のことです。DSSSは2種類のSIMのうち片方ずつ、利用するSIMを選んで通信・通話をするタイプの待ち受け方式になります。有効かしていない方のSIMカードでは通信・待ち受けができないため注意しましょう。SIMを手動で切り替える手間がかかるものの、用途ごとに明確にSIMを分けている場合であれば特に問題はありません。利用する電話番号を間違える心配がないというメリットがあるので、安全に利用できるでしょう。
<DSDV>
DSDVとは「デュアルSIMデュアルVoLTE」のことです。セットした両方のSIMでVoLTEを利用した音声通話ができる待ち受け方式になります。SIMを切り替えずに両方の電話番号で待ち受けでき、両方で4G、5Gを利用できる点も魅力と言えるでしょう。au系SIMでは通話は基本的にVoLTEになるため、DSDV対応のスマホと相性がよいです。
<DSDA>
DSDAとは「デュアルSIMデュアルアクティブ」のことです。スマホにセットした2種類のSIMカードを同時に使用できる待ち受け方式になります。両方のSIMで待ち受けできる上に、片方のSIMで通話を行いながら同時にもう一方のSIMで通信することも可能です。
このように待ち受け方式はいくつかあるので事前にチェックしておきましょう。