ゲーミングスマホを選ぶときの重要なポイント

“ゲーミングスマホといっても、一般的なスマートフォン選びと基本的なところは変わりません。そのため、次のようなポイントをおさえて購入するだけで、希望に沿うゲーミングスマホが見つかります。
まず、「ハイスペックスマートフォン」に分類されているかをチェックしましょう。見るべきところは1つ「最高性能のSoC」を搭載しているかどうか・・・これだけです。SoCの中にはCPUと呼ばれるゲーミングスマホの頭脳が含まれるため、今では、SoCが最新のものを選ぶだけで最高のゲーミングスマホが手に入ります。
CPUの補足となりますが、「名称の末尾の数字」をチェックするだけで高性能かどうかがわかるようになっています。例えば、CPU700とCPU800がある場合は、800のほうが最新のものとなりますので、こちらが搭載されているゲーミングスマホを購入したほうが賢明です。
CPUは頭脳であり「情報処理能力」を意味するので、CPUが劣るゲーミングスマホを購入してしまうと、急に動きが遅くなる・・・このようなトラブルに見舞われることが増えてしまうのです。
有名なCPUには、クアルコム社（アメリカ）が開発した「Snapdragon」、Apple社開発の「Apple Aシリーズ」があります。ただ、ゲーミングスマホは有名なCPUのみ取り扱っているので、そこまで細かくチェックしないといけない要素はありません。
次に、ゲーミングスマホは「メモリ容量」で決まることを覚えておいてください。これはパソコンと同じで、スマートフォンも多くの情報を処理できるかどうかが重要だからです。CPUがよいと高速で情報処理できる、メモリがよいと複数の情報をまとめて処理できる・・・、そのためゲーミングスマホにはよいメモリも必要なのです。
特にメモリの性能が要求されるのは、「荒野行動」、「リネージュ」のような高負荷が予想されるゲームです。メモリの性能が低い場合は動作そのものが怪しくなるので注意してください。
最後に、ゲーミングスマホの肝となる「リフレッシュレート」もチェックしておきましょう。リフレッシュレートとは、1秒間に画面が切り替わる回数のことです。
リフレッシュレートが高いほどなめらかな映像となりますので、最新技術で作り上げられたゲームへ没入できるようになります。リフレッシュレートの補足となりますが、ゲーミングスマホではないスマホは60hzのため、ゲーミングスマホと比較してはるかに劣る性能となっています。
ゲーミングスマホは、120Hz以上のリフレッシュレートに対応しているものが多いので、CPU同様でゲーミングスマホにあったものを選ぶのは難しくありません。”