買わないほうがよいスマホの定番「京セラ TORQUE 5G」

“シンプルに性能面が不人気で、買わないほうがよいスマートフォンとして定番になっているモデルが、「京セラ TORQUE 5G」です。
あの京セラがスマートフォンを開発した・・・なんて最初はいわれていたのですが、実際に京セラ TORQUE 5Gが発売されるようになってからは、あまりよいレビューを見たことがないスマートフォンとして有名になりました。
まず、京セラ TORQUE 5Gは「実売価格:88,885円」とかなり高めの値段設定です。いまどきのスマートフォンであれば、30,000～50,000円ほどで購入できるスペックを有しているだけなので、コストパフォーマンスが高いスマートフォンを探しているのであれば、京セラ TORQUE 5Gは購入しないほうが無難でしょう。
一応京セラ TORQUE 5Gには、「独自の試験として28の試験を耐え抜いた耐久性の高さが売り」という強みがあります。問題は、この手の耐久性などをアピールしているスマートフォンメーカーが多く、Motorola社のMotoシリーズに比べて認知度が低いため、京セラ TORQUE 5Gのアピール力はいまひとつ・・・の結果に終わってしまいました。
京セラ TORQUE 5Gの詳細スペックですが、「ディスプレイサイズが5.5インチ、カメラ性能はメイン：約2400万画素、超広角：約1600万画素、認証機能に指紋・顔認証、おサイフケータイ機能あり、防水機能あり、SIMはnano-SIM、バッテリー容量は4,000mAh、CPUはSnapdragon™ 765 2.3GHz／1＋2.2GHz／1+1.8GHz／6、メモリは(内蔵)6GB(RAM)／128GB(ROM)/(外部)最大1TB(microSDXCカード)」となります。
パッと見た感じでは悪いところがなさそうに感じるかもしれません。ですが、今ではミドルレンジモデル（3～5万円で販売されているモデルが多い）でさえも、京セラ TORQUE 5Gと同じかそれ以上の性能があるので、コストパフォーマンスが高いスマートフォンとして評価できるところがありません。これについては、京セラの情報収集の甘さが関係しているのではないかと思います。
そのほかの買ってはいけないスマートフォンといわれている要因ですが、京セラ TORQUE 5Gは「文字入力などUIのレスポンスが悪い」ため不人気です。
全体的に動きがもっさりしている、同価格帯のスマートフォンのほとんどでできていることが京セラ TORQUE 5Gではできない、ユーザーによっては不具合が多数発生している・・・など、未完成品を売りつけた・・・なんていう厳しい意見さえ存在します。
CPUの補足となりますが、いまどきのスマートフォンであれば「snapdragon800番台、800番台以降のsnapdragon」のように、CPUがかなり高性能化しているので注意してください。京セラ TORQUE 5Gは性能自体がそれほど低いわけではありませんが、今では5万円も出せば購入できるスマートフォンを、8万円台で購入してしまうことになります。
CPUについても、少し古いsnapdragonでは性能を活かしきることが難しく、今では、動画視聴1つとっても過去よりも処理性能を求められるようになっています。そのため、京セラ TORQUE 5Gのような買ってはいけないスマートフォンを購入するか迷っている場合は、自分の目的のために本当に利用できるか、レビューではどんなものが見当たるか・・・をチェックしたほうが賢明です。”Galaxyスマホ一覧